無知の知、ではなく、無知の恥、のお話。
自分の苦手なもの、嫌いなもの、受け付けないものを否応なく拒む人を見ているとなんとも言えない気持ちになる。
なぜ嫌いなのか、どこがどういう風に嫌いなのか考えたことはあるのだろう、という具合に。
直感的に「あ、これ苦手かも」と思うことはままある。けれどもなぜそう思ったか具体的に説明できないことは、恥ずかしいことではなかろうか。
まして「知らない、無理なものは無理だ」というのはいかがだろう。「知らないこと」が否定の理由にはならない筈だけれども、と思うのである。
知らないことを自覚しているようで知らんぷりをする、ううんという感じである。