雑記 夢

夢を見た。

 

台所の椅子に座って、煙草を吸っていた。ふと、近くに人の気配があることに気がついた。怖かった。

 

恐る恐る目をやってみると、ぼくがいた。見た目も雰囲気も、ぼくだった。けれど、何も話さないし、壁に持たれて突っ立っているだけで、何もしない。そしていつまでたっても、いなくならない。

 

幽霊なのだろうか、と思い近づいて手をやると、触れた。実体である。

 

「だれ?」とぼくは聞いたら、ぼくは「きみだよ」と言った。向こうのぼく曰く、しばらく先から来たらしい。

 

ぼくはいつまで生きるのか、とか聞いたりしたけど、詳しいことは教えてくれなかった。しかし、ちょっとしたことは幾つか教えてくれた。

 

「45のきみは30の時に読んだ數十巻からなる本を下敷きにして、たくさんの本を書いている」とか「大学で教鞭をとっているんだよ」とか、今のぼくからしたら考えられないことばかり。まさに笑止である。

 

ぽかんとして面食らっているうちに、ぼくはいなくなっていた。

 

 

今日は、この夢だけではなく、覚えているだけで別に2つ見た。車で道路を走っていたら、前の車がふらふらと走り出して「居眠り運転でもしてるのかな」とのんきに考えていたら電柱に衝突して大爆発大炎上の大惨事が起きる夢、地球が何かしらの危機に瀕していて、その対策をするプロジェクトの議長をしている夢。

 

現実ではありえないことも、あり得ることも、夢にはたくさんあって面白いですね。ハハハ。