雑記

ちょっとだけ前の記事で、宇宙に興味を持っていると言う話をしました。

 

宇宙ーここでは太陽系のみではなく、全てを含む意味での宇宙ーは言うまでも無く、膨大です。

 

どこどこで「宇宙」自体が発生して、広がって、太陽系が形成されて、みたいな話をずうっと聞いていると、身近なちょっとしたこととかは、どうでも良くなってくるような気がします。

 

だって、地球の歴史から考えれば少し前まで、デカいトカゲがブイブイいわせてた時代だったんですよ。めちゃめちゃウケる、ヤーバ。

 

というのも、ぼくはもともと世界史がすごくすきで、色んな本やら文献やらを読み漁っていました。紀元前数千年から近現代まで、メソポタミアから現代世界まで、すごく長い歴史だなあ、と安直に思っていましたが、全く知らなかった宇宙の歴史の端っこをちょっと知っただけで、「うわあ、人類ってちっぽけだあ」と思うようになりました。結局、固定観念だったんですね。先入観は、新しい知識さえあれば簡単に取り壊せるのだな、とも思いました。

 

知らないことを知れる、という体験は、きっとかけがえのないものです。自分の数億倍頭の良い人が血の滲むような努力をして得た答え。それがたった千円や二千円で得られてしまう、あんぐり口を開けてほったらかしにしてしまうような知識が、本屋に行けば、ネットを漁れば、得られてしまいます。

 

それが十分に根拠があるのか、何故そう言えるのか、検討の余地があるのかも知れないけれど、新しい知識は考え方そのものを変えます。

 

自分の悪癖は数多くありますが、その一つは「先入観や固定観念を持ってしまうこと」だと思っています。それをブチ壊す物こそが、新しい知識なのだなと思いました。

 

例えば、宇宙人の話。ぼくは、絶対に宇宙人はいない、と思っていました。つい最近まで。

理由は果てしなく安直ですが、幼い頃に見た、宇宙人に触れた番組が怖かったから。「怖い物」が現実に存在する、という事実を認めたくなかったのです。

 

しかし、本をたくさん読んでみるとー当たり前の話ではありますがー宇宙は、意味わからんくらい広いことがわかります。「月に行きました。」へえ、そんな遠くまで。単純にぼくはそう思いますが、よくよく考えれば、そんなことを忘れてしまうくらい、例えば海王星までの距離はもっともっとある訳です。水金地火木土天海冥、の海ですね。冥王星が惑星序列から除外されたのは記憶に新しいことでしょう。

 

そんなクソ広い太陽系は、宇宙全体においてはあくまでもちっぽけな"太陽系"でしかないのです。

 

数多の中の、たった、一つ。太陽から絶妙な距離にあって、たまたま良い感じに条件が揃った結果生命が誕生して、ぼくたちがいる地球。

 

偶然は重なれど、アホみたいに広い宇宙のちっぽけな地球が成し得たのだから、流石にどっかに生命くらいあるだろう、そう思うようになりました。

 

地球の外に生命がいることをまだ証明出来ていませんが、いないことも証明できていません。

でも、これから加速度的に研究は進むと言われている中、期待は勝手に膨らんで行ってしまいます。

 

だから、きっと地球の他に生命体はいるんだろうな、と思うのです。人みたいな形をしているとは限りませんし、よく知られたタコみたいな宇宙人でもないかも知れません。

けど、たぶん、きっと、いるんでしょう。

 

じゃないと、これだけ広い宇宙にぼくたちだけしか生きてないって、寂しい。

ひとりぼっちだなんて、希望的観測だけど、たぶんそんなことはないよね。

 

 

話はちょっと変わって、実はぼくたち自体、「地球外生命体」である可能性もあるそうです。言ってみれば宇宙人ですね。

 

ざっくり言うと、地球が形成されてやっと安定するようになったときの要因として、「木星の引力によって地球には隕石などがたくさん落ちてこないようになった」ことが挙げられるらしいんですが、その少し前にに「爆撃期」と呼ばれてる期間があったそうです。その名の通り、隕石や小惑星が地球にぶつかりまくる時期です。やりたい放題。破壊、混沌。

 

それが終わったタイミングで、突然生命が誕生した、と考えてられているらしい。

当時の地球はちゃんと海もあって、という状況なので、生命が生まれる地盤ー成分的な意味で、生命をつくる材料が大体揃っているという感じーにあと一足となる要素が隕石に付着して地球にやってきた、という説です。

 

すなわち、結局人類を含む、太古からの地球上の生命体は全て「地球外生命体」である、とする説です。

 

安直に、すごくわくわくするなあ、と思いました。

 

ーぼくたちは、別の星にいたのかも知れないー、そう思うと、なんだかふわふわした気持ちになります。

 

その説が科学的にどれだけ正確なのか、専門性も無いしわからないけど、なんだか楽しくなるのでとりあえず良しとしましょう。

 

話がだいぶ逸れましたが、珍しく長いこと文を書いたし、なかなかに酒が回っているのでこの辺で。

 

おやすみなさい。