てにをは

うむ、どうもてにをはが合わぬ。

 

もう、と覚悟したのであるが、別段いつも通りである。何のために何をして、誰のために何をする。これは、と思案したのち、その一瞬間理解しても、そうでは無いようである。理解したつもり、わかりきってしまったつもり。安吾の言う佳い堕落とそうで無い堕落の、後者。ただ、卑しい。

 

いつまでてにをはの合わぬ侭、ふらふらするのか解らない。どうにかならぬかと思案するに、終始。