雑記

仕事帰りの電車の中で、先が見えない不安と先の行の後悔は同質である、と、ふと思った。

というのも、明確な目標を立てずして今迄やって来たこと、それにより先にも後にも苦悶しているから、である。

とは言いつつも自分に取って最も難しいのは「明確な目標を立てること」なのだから如何の仕様もない。目標こそ有ればいくらでも手だては打てるのだが、どうもそれが出来ない。

私は他人との比較検証を経なければ自己の成長を得られない性質なのだが、解っていても行動に移せない性質もともに胡座をかくので面倒である。

どうも、事は巧く運ばない。何故か解っているのだが。

これは良かった、けれどもこれは駄目、あれは駄目、と耽りつつ過ごす、そんな日々で、失われた自己肯定と肥大化する自尊心と言う矛盾を孕みつつ、と言った出来である。

明日から頑張ろうと思うが、どうも光が見えないと言うか矢を折られると言うか、その矢は自分で折っているのだが、と言った具合である。明日からまた、と毎日思うのであろう。

 

また明日から頑張ろう、と思う。