雑記

しとしと、雨が降っている。

今日は、長い休暇最後の日。珍しくまだ酒を飲んでいない。

 

今年の九月を終えんとする目黒は、雨続きである。

雨が降らずとも曇ることが多く、アスファルトから上る独特の匂いが脳を突く、そんな日々である。

 

さて、安倍公房の『砂の女』を丁度今読了し、何か手短に文を書きたくなったので描いて居る。

 

物事を長く続けることが幾分不得手な私であるが、文人の真似事は慮外続いている。

 

特にこれ以上書くこともないので、了。雨は先刻とは一転、音を立てて路面を打っている。