存在する意味のないものは何か、と考えたとき、なるほど、と思った。
十歳前後の時分に住んでいた、宮崎での話。 遊場だった城跡の石垣の上から、友人がぼくを大きな声で呼んでいる。 こちらも大きな声で返事をするが、どうしても向こうに届かない。何度叫んでも聞こえていない様なので、彼方に向かう。 彼の方へ走って向かい、…
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