梅雨、お前は一生恨み続ける

窓からはしとしと音が漏れている。

憂鬱な梅雨のそれを聞くだけで、頭も体も重くなる。

ソファに腰掛けていても、床に寝転がっていても、特に何もする気が起きない。そんな季節。

 

すきなゲームも、映画も、音楽も、何だかいつもより無機質に思えてくる。そして、やめてしまう。そんな季節。

 

一年の中でもっとも憂鬱なのは梅雨から夏にかけての間。高温多湿な環境は自分の飼育に向いていない。精神がやられた結果、身体もじわじわとやられていく。

自粛太りなんて存在しない。常に情緒不安定だから食わぬ。故に太らない。エコか?

 

エコじゃない。全部エゴなんです。ぼくが自分に「かわいそうなもの」的レッテルを貼って勝手にしんどくなっているだけなのです。

 

一旦立ち止まってゆっくり考えればいいのはわかっているのだけど、何故か手をつけられんのだ。

そもそもそれが出来たらこんな卑屈人間は生成されんのだ。されたとていつかいなくなるよ、したらば前進するはずだから。

 

大学1年になったあたりからこのブログを始めたけれど、終始内容は似通ったものばかりで、逡巡とか愚鈍とか無思考とかの具現化はぼくなのだなあとしばしば。

 

物事や現状を俯瞰してエポケーする力があればぼくは今のぼくではなかったのだろうか?

 

ぼくとエポケーをアウフヘーベンしてもぼくが強すぎてエポケー要素なんて消えちゃうね。恐ろしくキモい思考、ぼくじゃなきゃ見逃しちゃうね。